これからの「学び」を考えよう vol.2はあるのかな?
このブログを始めたきっかけ、これからの「学び」を考える会に行ってきました
学習の個別化について葛原さん、とっくんさんのお話を聞いてきました。
人数も少なく、その場で質問をしながら話ができました
お二人のお話をちょ~簡単にまとめたいと思います。
葛原さんの話
葛原さんのお話については葛原さんのブログを見てください。
雑!
いや、でも本当にそうで
葛原さんは実践に軸があり、すでにそれをまとめてくれています。
- 心マトリクスで目指す姿を示し
- けテぶれで答えのある問いの学習法を示し
- 学習界マンダラで学び方を広げ
- nks思考法で探求する
個別化のために特別なことをするのではなく、これからの子どもたちに必要だと考えている力、「自立した学習者」としての姿を求めた結果、個別化につながった、という感じでしょうか。
なるほど!と思ったのは、こうした土台を作るための一年にするのではなく、
これらを初めに全て提示し、あとは子どもたちが自分のものにしていく、ということ。
映像ではそれぞれのグループで学んでいる様子を見せながら、
「学習界マンダラでいうココ」
と示してくれました。
学力の低い子も、とびぬけて高い子も包括できるシステム
それを形作っているのがすごいですね、、、
また、こだわっているなぁ、と感じたのが
「自分の立ち位置を言語化させる」こと
自分の位置がわかって初めて、ゴールとの距離、その縮め方がわかる。
けテぶれをはじめとした実践はそのための武器なのですね。
とっくんさんの話
「葛原さんが具体なら、自分は抽象」
という話からスタートしたとっくんさん。
葛原さんの実践を
システムで文化を作り、
マインドを伝承する
という言葉でまとめました。 なるほどぉ
とっくんさんは
「信頼 自立 共創」
を教育の軸に設けています。
実践の軸は大きく3つ
- 6cs
- ブロックアワー
- プロジェクト学習
今回は「学習の個別化」ということでブロックアワーについてのお話が多かったです。
実際の現場では
- 運動場で土を掘る子ども
- 理科室で顕微鏡をのぞく子
- パソコンで調べる子 などなど
とっくんさんはそれぞれを忙しく見て回るそうです。
オランダのイエナプランを実際に視察されていたり、海外の研究をどんどん取り入れたりと、とにかくオモシロイという印象でした。
印象的だったのが、質疑応答で葛原さんと話をされているとき
「分かった!」
と声を上げてたこと(アルキメデスかな?)
これまでテストなどのための覚えないといけないこと、やらないといけないことを「タスク」として割り切り、ブロックアワーとプロジェクト学習を分断して考えていたけれど、
それぞれをつなげることが大切だ、と実践をブラッシュアップされていました。
共通点は?
お二人の話で共通していたことが
- 学習の個別化は集団での学びの第一歩
- 個別化はあくまで手段の一つ
ということ。
また、葛原さんのけテぶれや学習界マンダラを軸とした授業にしても
とっくんさんのブロックアワーにしても
自分がその時間何をすべきか。
それは価値があることだ
ということを子どもが自分でわかっていること。
これが大切だと感じました。
次は自分が …
ここからどのように自分の実践に持っていこうか、、
さまざまな実践を知ると、自分ならどうするか考えることが楽しくなります。
でも、今回は話を受け取るだけになってしまった。
vol.2があるなら、次は自分の言葉で話せるように。
次年度に向けて、実践の準備をしていこう。