ディーンの一言

教える人は学ぶ人。

これからの「学び」を考えよう vol.2はあるのかな?

このブログを始めたきっかけ、これからの「学び」を考える会に行ってきました

 

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学習の個別化について葛原さん、とっくんさんのお話を聞いてきました。

人数も少なく、その場で質問をしながら話ができました

 

お二人のお話をちょ~簡単にまとめたいと思います。

 

 

葛原さんの話

葛原さんのお話については葛原さんのブログを見てください。

human154.hatenablog.com

雑!

 

いや、でも本当にそうで

葛原さんは実践に軸があり、すでにそれをまとめてくれています。

 

  • 心マトリクスで目指す姿を示し
  • けテぶれで答えのある問いの学習法を示し
  • 学習界マンダラで学び方を広げ
  • nks思考法で探求する

 個別化のために特別なことをするのではなく、これからの子どもたちに必要だと考えている力、「自立した学習者」としての姿を求めた結果、個別化につながった、という感じでしょうか。

 

なるほど!と思ったのは、こうした土台を作るための一年にするのではなく

これらを初めに全て提示し、あとは子どもたちが自分のものにしていく、ということ。

 

映像ではそれぞれのグループで学んでいる様子を見せながら、

「学習界マンダラでいうココ」

と示してくれました。

 

学力の低い子も、とびぬけて高い子も包括できるシステム

 

それを形作っているのがすごいですね、、、

 

また、こだわっているなぁ、と感じたのが

「自分の立ち位置を言語化させる」こと

 

自分の位置がわかって初めて、ゴールとの距離、その縮め方がわかる。

けテぶれをはじめとした実践はそのための武器なのですね。

 

とっくんさんの話

「葛原さんが具体なら、自分は抽象」

という話からスタートしたとっくんさん。

 

葛原さんの実践を 

システムで文化を作り、

マインドを伝承する

 という言葉でまとめました。 なるほどぉ

 

とっくんさんは

「信頼 自立 共創」

を教育の軸に設けています。

 

実践の軸は大きく3つ

  • 6cs
  • ブロックアワー
  • プロジェクト学習

 

今回は「学習の個別化」ということでブロックアワーについてのお話が多かったです。

実際の現場では

  • 運動場で土を掘る子ども
  • 理科室で顕微鏡をのぞく子
  • パソコンで調べる子 などなど

とっくんさんはそれぞれを忙しく見て回るそうです。 

 

オランダのイエナプランを実際に視察されていたり、海外の研究をどんどん取り入れたりと、とにかくオモシロイという印象でした。

 

印象的だったのが、質疑応答で葛原さんと話をされているとき

「分かった!」

と声を上げてたこと(アルキメデスかな?)

クリックすると新しいウィンドウで開きます

これまでテストなどのための覚えないといけないこと、やらないといけないことを「タスク」として割り切り、ブロックアワーとプロジェクト学習を分断して考えていたけれど、

それぞれをつなげることが大切だ、と実践をブラッシュアップされていました。 

 

 共通点は?

お二人の話で共通していたことが

  1. 学習の個別化は集団での学びの第一歩
  2. 個別化はあくまで手段の一つ

ということ。

 

 また、葛原さんのけテぶれや学習界マンダラを軸とした授業にしても

とっくんさんのブロックアワーにしても

 

自分がその時間何をすべきか。

それは価値があることだ

ということを子どもが自分でわかっていること。

 

これが大切だと感じました。

次は自分が …

ここからどのように自分の実践に持っていこうか、、

さまざまな実践を知ると、自分ならどうするか考えることが楽しくなります。

 

でも、今回は話を受け取るだけになってしまった。

vol.2があるなら、次は自分の言葉で話せるように。

 

次年度に向けて、実践の準備をしていこう。