小中学校「スマホ解禁」の裏には「経費削減」?
スマホ持ち込み解禁が目指すところは?
文科省がスマホの持ち込みを解禁、というニュースが話題になっている
小中学校へのスマホ持ち込みも - 文科省が禁止見直し検討へhttps://t.co/46pd9PQ8Sj
— 共同通信公式 (@kyodo_official) 2019年2月19日
SNSでは批判の声も上がっている
はてなブログに投稿しました #はてなブログ 今SNSで炎上中のスマホ持ち込み解禁についてです。
— もょもと (@bigface1979) 2019年2月19日
文科省職員による研究校開校のススメ - BIGFACEs Opinionhttps://t.co/P5waWIZ3fG
中学なんかでスマホ持ち込みokにした日には、まあ大変なことになりますね。#想像力の欠如#文科省の失敗
— 世良 蘭丸 (@gerber83215890) 2019年2月19日
一方で
禁止してるのがそもそも終わってるんだよ
— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) 2019年2月19日
小中学校へのスマホ持ち込みも 文科省が禁止見直し検討へ (共同通信) - https://t.co/V0Zp0SjoDS
反対派はスマートフォンのせいで学習が疎かになる
賛成派はさっと調べられたほうが学習効率が上がる
という意見だ。
ただここで気になる点が。
文科省のメリットは何だろう?
スマートフォン解禁のニュースが話題になるのはおそらく分かり切ったことで
それでもなぜGoサインが出たのか。
「災害時のために持たせる」というのは建前な気がする、、、
スマホ解禁の目指すところを考えてみる
※独り言としてお楽しみください。
結論はお金!?
今回の「スマホ解禁」は一言でいえば「経費削減」ではないか、とディーンは考える。
これまでも話題にしていたsociety5.0ではビッグデータの活用が重要になってくる。
そして、それを活用するには一人一人の情報が必要だ。
- 生活の記録
- 興味・関心
- そしてもちろん、学業の成績
まだまだ「紙文化」の根強い学校では、そうした情報を処理しきれない。
タブレット端末を始めとしたICT機器が必需品となってくるだろう。
ではそうした機器を買うお金がどこにあるのだろうか。
ただでさえ教育にお金のかけられない国
まだデジタル教科書のない学校があるし、
自分の学校なんてお金がなさ過ぎてカラー印刷ができない!
(すいません、愚痴です)
そんな中、タブレットを全国に支給するなんて夢のまた夢で
教材として親からお金を出して買ってもらうにも高すぎる。
一方でスマートフォンの普及率は小学校でも55パーセント
これを使わない手はない
「金がないので、自分で端末用意して〜」
は言いにくいが
「安全のために持ってきていいよ〜」
なら、持たせることに不満は少ないし
そういうことならと買い与える親も出てくるかもしれない。
スマホを持ってくることが当たり前になれば、それを活用して授業と連携するアプリやデータを集めるアプリの配信なども行える。
端末代は自己負担、データの配信だけなら経費はぐっと抑えられる。のではないか?
結局は使いよう
学校で包丁の使い方や火の扱い方を教えるように
スマートフォンの使い方を教える日が来るのだろう。
個人的には
現状でもパソコンを使うとなるとテンションの上がる子どもは多いし、タブレットやスマホを持ち込めば間違った使い方をする子も多いだろう。
だが、もはやそうした機器は日常生活の当たり前を作っている。
鉛筆や消しゴムではしゃぐ子がいないように
持ってくる、持ってこないで騒いだりすることなく、インターネットとすぐつながることが当然の時代になってくれればいいのに、と思う。