ディーンの一言

教える人は学ぶ人。

外国語学習に絵本がオススメな理由3つ

こんにちはディーンです(° °   )

 

3月も終わりが近づいてきました。

来年度はどんな1年にしたいですか?

 

今日は新しいクラスの外国語でぜひ取り組んでほしい、

「絵本の活用」について

紹介します。

 

 

絵本は文科省推薦!

英語の授業はとにかく単語との勝負です

 

小学校で学ぶ単語は600〜700単語と言われています。

多い!と思いますか?

 

子どもにとって負担は大きいですが、

誰かとコミュニケーションをとったり、何かを伝えようとするには不十分

 

教師がベラベラと英語で話しても、子どもはちんぷんかんぷんです。

 

しかし、絵本を使えば話は別

教科書にも絵本単元があるくらいです。

f:id:deeeeen:20190315193144p:image

文科省から出ている「外国語研修ガイドブック」でも絵本の活用が紹介されています。

なぜ絵本は重要視されているのでしょうか。

www.mext.go.jp

 

 

英語がわからなくても大丈夫!

絵本には

ストーリー

そして

があります。

 

当たり前?

でもこれが大事

 

わからない単語があっても絵だけで話が追えます。

 

そして、話がわかれば意味を推測できる。

 

初めて聞く単語でも、前後から意味を推測することで語彙を増やすことができるうえ

 

こうして聞き続けることで、英語を聞く耳の素地が形成されていきます。

質問し放題

絵本はお話を楽しむだけではありません。

 

例えば、これは教科書の題材ですが

どんな風に授業で活用しますか?

f:id:deeeeen:20190315195737j:image

このページをただ読むだけなら10秒もかからないでしょう。

 

そこで、こんな質問をしてみましょう。

  • What time is it ?(時計を指差しながら)
  • what’s this ? (味噌汁を指差しながら)

他にも

  • What color is this ? (服を指差しながら)
  • I leave my home. ってなにしてるとこ?

 

などなど、質問し放題です。

 

そう、絵本は情報の宝庫

 

お話を楽しみながら、学習したことを活用することができます。

 

一体感が生まれる

絵本の中には何度も同じ表現が繰り返されているものが多いです

 

例えばこの本

No, David!

No, David!

 

いたずらばかりするデイビッドを叱る言葉 

No! David!

 が何度も出てきます。

 

シンプルな表現が繰り返し出てくれば子どもは自然と覚え

さらには言いたくなります。

 

教師が

No~~!?

と聞けば

デイビ~ッド!

と返してくれることでしょう。

 

 終わりに

どうでしたか?

絵本は短時間でも読めるので授業の始めに

モジュール学習として取り組むのもオススメです!

 

日本語でなじみのある絵本もたくさんあり、取り組みやすいです。

 

Frog and Toad Are Friends (I Can Read Book 2)

 

The Very Hungry Caterpillar board book

 

小さい絵本をクラス全体に読み聞かせるのは大変なので

iPad などを活用すると、大きな画面で見せられますよ。

deen5.hatenablog.com

 ぜひ絵本を授業でも活用してみてください!